屋久島が日本初の世界遺産に登録された理由について、ちょっと整理してみましょう。
正式なユネスコの書類を閲覧しているわけではないので、大体のところでご容赦ください。
まず、海上から見た屋久島は、「洋上のアルプス」と呼ばれるように、海から突き出した山岳地帯になっています。
昔から、航行する船乗り達の目印になっていた特徴的な形状をしており、
島内で亜熱帯から冷温帯までの異なる気候を有することも特徴の一つです。
よってさまざまな植物が観られ、「屋久杉」のように樹齢数千年という極めて珍しい森があるなど、
特別な生態系をもっているのです。
そんな自然環境と人間との共生がなされていることなどが、世界自然遺産に登録された理由なのです。
しかし当然、大自然が牙を剥くこともあります。
それだけに「縄文杉」をはじめ、山に入る人の約6割はガイドを頼むようですが、その質によっては、
楽しさや安全性が大きく左右されることになるのです。
(公社)屋久島観光協会ガイド部会長 屋久島登録ガイド「つわんこ」では、屋久島の大自然を楽しみ、
人生観に影響するような感動を得られるべく、「安心・安全・まごころ」をモットーにお手伝いしています。
決して無理はしません。一人ひとりの足音やリズムをみながら体力的スキル・精神状態などを把握し、
最後まで楽しくお付き合いいただけるよう努めています。
一人のガイドに対して、お客様は原則4人までとしています
(4名を超える同一グループの場合、ご相談ください)。
エコツア-名 | ツア-時間 | ポイント |
縄文杉日帰りツア- | 5:00~18:00 | 千古の原生林と樹齢7,200年の巨木に会う |
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縄文杉1泊ツア- | 山小屋泊 | 朝日で黄金色に輝く縄文杉に会う |
屋久杉ランド&太忠岳ツア- | 9:00~16:00 | 山頂の天柱石(巨石)と絶景の大パノラマ |
白谷雲水峡&太鼓岩ツア- | 9:00~16:00 | もののけ姫の森に地床植物の宝庫と太鼓岩 |
宮之浦岳登山日帰りツア- | 5:00~18:00 | 九州最高峰で山頂の360度の大パノラマ |
黒味岳登山日帰りツア- | 8:00~18:00 | 山頂の巨大石と花之江河・太古の屋久杉展望 |
宮之浦岳縦走登山ツア- | 山小屋泊 | 九州最高峰を初め屋久島の奥岳を満喫 |
カヌ-ツア- | 9:00~12:00 13:00~17:00 |
名水百選の安房川清流を滑る |
早朝カヌ-ツア | 6:00~9:00 | 11時台で帰るお客さんに最適(夏期限定) |
沢登りツア- | 9:00~12:00 13:00~17:00 |
名水百選の清流と絶景の渓谷で遊ぶ(夏季限定) |
シュノ-ケリングツア- | 9:00~12:00 13:00~17:00 |
豊富な魚と多種な魚とサンゴに対面(夏季限定) |
カヌ-&沢登りツア- | 9:00~17:00 | 清流を滑り渓谷で遊ぶ(夏季限定) |
トロ-リング&シュノ-ケリングツア- | 9:00~17:00 | 自船によるトロ-リングと魚とサンゴに対面 (シュノ-ケリニグは夏季限定) |
島内観光スポットツア- | 9:00~17:00 | 滝・温泉・島の暮らしを見る |
用具名 | 内容 |
靴 | 登山靴、軽登山靴が最も適する。滑り止めのある靴底の厚いスニ-カ-や運動靴も可。濡れることも覚悟で、自分の足に合ったものを選ぶ。防水加工も良い知恵です。スパッツもあったほうがよいでしょう。 |
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雨具 | 屋久島の山は気象変化が激しいので、雨具は絶対必需品です。ツア-の場合は少々の雨でも登山しますので雨具の用意が必要です。一般的には、上下セパレ-トタイプが良いです。(防寒着としても利用できます)500円程度の物はすぐ破れてしまいます。 |
朝食・昼食 | 日帰り登山は、通常早朝登山となりますので、朝食は弁当になります。登山口で朝食を取り登り始めます。朝食・昼食は自分で調達が原則です。宿で弁当の手配はできます。 |
傷害保険 | 万一の場合に備え、お客様には傷害保険に加入していただきます。 保険料はサ-ビスで「つわんこ」で負担します。ツア-の申し込み時に、氏名・生年月日・住所・電話番号をお知らせください。 |
非常用具 | 懐中電灯は緊急事態の場合は1人1個の持参が役立ちます。11月から2月は日照時間が短いので下山時に必要な場合があります。なお早朝登山の場合も必要です。前日に乾電池をチェックし新しい物と入れ替えて予備の電池も準備してください。できることならヘッドランプが最適です両手が空いて安全です。携帯電話は、屋久島の山は電波の届く範囲は少ないですが、緊急時に役立つことも有りますので、雨に濡らさない対策をして持参した方がよいでしょう。100円ライタ-2個程度と笛も有れば便利でしょう。 |
荷物の防水 | 荷物の防水はザックの防水、ザックカバ-でも充分とは言えません。ザックのチャックや縫い目から水が浸透してザックの底に水が溜まります。荷物は種類毎にビニ-ル袋でパックして、更に大きなビニ-ル袋に入れて2重にしましょう。ザックごと水に入っても大丈夫にしましょう。 |
衣類 | ズボンは、膝のゆったりしたものか、伸縮性のあるものが適してます。幅の狭いジ-ンズなどは汗で太股にくっ付き、膝が上がりにくく不向きです。上着は、厚ての長袖シャツが登山では一般的です。薄いシャツは汗で肌にくっ付きますので不向きです。半袖でも結構ですが、袖を長くしたいときに伸びませんので、長袖シャツの予備も必要でしょう。秋・冬・春は肌着の着替え並びに防寒着が必要です。昼食時に冷え込みます。歩いている間は寒くなくむしろ暑いくらいです。最近は汗を吸い取りやすく、発散しやすい布地の衣類もあります。 |
その他 | 健康保険証の写し・帽子・タオル・軍手・水筒(500mmペットボトルが可)・予備食(あめ玉・黒糖チョコレ-ト等)・カメラ(予備フイルム)・持病薬・等々が必要です。持病をお持ちの方は事前に教えてください。不明な点はご遠慮なく事前にお問い合わせください。 |
縄文杉など日帰り登山の場合 | 靴、雨具。朝食。昼食、着替え、懐中電灯。カメラ。軍手、帽子、水筒、非常食(おやつ)、持病薬健康保険証の写し等々をご用意ください。バランスに自信のない方は、ステッキも有効です。荷物の防水も忘れずに。 |
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縦走山泊登山の場合 | 個人装備(お客様が用意するもの)基本的には上記を参照。 ザック(40リットル以上)・ザックカバ-・登山靴・スパッツ・雨具・ヘッドランプ・シュラフ(寝袋)・シュラフマット・着替・防寒着・帽子・洗面用具・ライタ-・タオル・チリ紙・食料・非常食・食器 (箸・紙コッブ・紙皿等)・持病薬・健康保険証の写し・ゴミ袋・カメラ(予備のフイルム)・500mlペットボトル・筆記用具・ステッキ・折り畳み傘・携帯電話・健康保険証の写し等々を必要に応じて準備して下さい。 共同装備(ガイドが用意するもの) ガスコンロ・ガスボンベ・コッヘル(鍋セット)・水タンク・ランタン・非常用テント・救急用具・ナイフ・携帯電話など。 |
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自然体験・体感ツア-料金表はこちら >>http://www.h4.dion.ne.jp/~tuwanko/gaido.htm
ツア-合計料金は次の計算式で求めて下さい。
ツア-基本料金+(参加人数×ツア-参加料金)=合計ツア-料金
◇ツア-料金に基本料金が設定してある場合(縄文杉ツア-の例)
20,000円+(2名×5,000円)=30,000円となり、1人当たり料金は30,000円÷2名=15,000円となります。
◇ツア-に1人で参加の場合の料金(縄文杉日帰りツア-・宮之浦岳登山日帰りツア-・黒味岳登山日帰りツアーの例)
ツア-基本料金/20,000円+(1名×ツア-参加料金)/5,000円=25,000円
旅行傷害保険の加入手続きは当方で致しますが、ツア-申し込み時に氏名・生年月日・住所・電話番号をお知らせ下さい。
ツア-中は基本的には、お客様個人の責任において行動して頂きます。従ってツア-中の事故等についてはガイド並びに主催者は一切責任を負いません。
また保険の補償範囲以外の責任は負いませんので予めご了承願います。
傷害保険は任意ですが、当方で保険料を負担し加入します。
死亡・後遺障害:1,000万円 入院:1日6,000円 通院:1日3,000円です。
利用日の前々日 | ツアー料金の50% |
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利用日の前日 | ツアー料金の70% |
利用日の当日 | ツアー料金の90% |